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2004.12.26

ヴァンフォーレとファイターズ/今日のサンデープロジェクトから

 今日放送のHTB(テレビ朝日系)「サンデープロジェクト」は、福岡ソフトバンクホークスの孫オーナーと王監督が生出演するなどプロ野球中心の内容でした。新生球団の抱負をたっぷり聞くことが出来ましたが、私の関心を引いたのはその後の地域密着に関する取り組みの特集でした。今回はサッカーJ2のヴァンフォーレ甲府と我らが北海道日本ハムファイターズ。ファイターズは以前も取り上げられてましたので、その続編の位置づけでした。
 ヴァンフォーレは過去に経営不振から、今の球団社長就任時に「1年間で観客動員・広告収入を2倍に増やさなければ解散」という条件が株主から突きつけられたとのこと。その後の懸命な努力により解散危機を乗り越え、現在では観客動員も平均1,500人から6,000人を超え、4年連続の黒字経営を達成したとのこと。シーズン中も選手は積極的に地元のイベントに出て行き、年間80回を超えるとのこと。元札幌の小倉のインタビューも流れましたが、かつてのスター選手でも、甲府に来てからイベントなどに積極的に出ることに戸惑いを感じるも、ファンサービスへの意識が変わっていったと述べてました。
 小瀬の試合をテレビで見ていて目立つのは「横断幕形式」の広告。試合前日には競技場で社長自ら張りだしてい125_2567sる様子も流れました。、幾らくらいの広告料かは分かりませんが、サポーター掲出の横断幕スペースとの兼ね合いもあるので札幌では難しいのでしょうが、札幌ドームだったら壁面に余裕がありそうなのでドーム限定で導入するのも一考に値すると思いますが(通常の横断幕とピッチの看板の間に余裕があるところに入れる、空間的に両者の間→左側画像参考:クリックすると拡大表示)。
 一方、ファイターズの方は、パリーグで唯一球界再編とは無縁の球団として紹介され、札幌の室内練習場を週1回中学生に開放し、球団OBが指導する「野球塾」の取り組み(Jリーグを参考にした?)、球団への地元企業の出資(JR北海道など)、プレーオフ時の札幌ドームパブリックビューイングの盛り上がり、大社球団会長や島田戦略室長のコメントが流れてました。
 北海道では初めてJリーグとプロ野球チームが同時に本拠地を構えてシーズンを戦いました。コンサドーレ側からみるとマスコミ報道のファイターズシフトへの変化、ライトなファンの食い合いなどの現象がみられたように感じます。コンサドーレ側からみると、この状況に快く感じない人もきっといると思います。私はやはりプロスポーツ同士の競争が必要で、双方が地域密着の努力を競い合い、よりよいホームアイランド北海道を創り出す方向に動いてほしいと願ってます。

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