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さすらいペット旅情編2


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2005.01.10

「楽天・ベガルタ協奏曲」に思う/コンサドーレとファイターズの関係

 毎日新聞の宮城県版のサイトに年明けから「楽天・ベガルタ協奏曲」という連載記事が出ています。仙台における東北楽天ゴールデンイーグルスとベガルタ仙台の関係を探る内容で、記事を読むとJリーグとプロ野球「併存」の先行例として札幌が取り上げられており、有識者やフロントへのインタビューなど興味深く読みました。

 楽天・ベガルタ協奏曲:/1 第1楽章・衝撃 /宮城
 楽天・ベガルタ協奏曲:日本サッカー協会会長・川淵三郎氏に聞く/上 /宮城
 楽天・ベガルタ協奏曲:日本サッカー協会会長・川淵三郎氏に聞く/下 /宮城
 楽天・ベガルタ協奏曲:/2 第2楽章・苦悩 /宮城
 楽天・ベガルタ協奏曲:/3 第3楽章・厚い壁 /宮城
 楽天・ベガルタ協奏曲:/4上 第4楽章・共生への道 /宮城
 楽天・ベガルタ協奏曲:番外編/上 江戸川大助教授・小林至さんに聞く /宮城
 楽天・ベガルタ協奏曲:番外編/中 東北大教授・村松淳司さんに聞く /宮城
 楽天・ベガルタ協奏曲:番外編/下 名川良隆さん・島田亨さんに聞く /宮城

 記事によるとベガルタ仙台は東北楽天との連携には消極的とのことでした。ベガルタの球団社長の名川氏は記事で「いい意味でのライバル関係が維持できればと思いますね。もたれ合うのはだめ。それぞれにファンがいて、永続的に球団経営が維持できる関係が一番いい」と述べています。一方、東北楽天の球団社長の島田氏は記事で「脅威ではなく、地域密着という意味でのいいお手本。いろんなことを教えていただきながらやっていきたいと思ってるんです」、「イベントを共催したりして、地元の人々に『サッカーと野球のどっちを応援するんだ』じゃなくて、『どっちも応援しようよ』と(思ってもらえるようにする)。それぞれ魅力的なエンターテインメントだと思うし、そういう空気を作るため、ベガルタさんとぜひ一緒にやっていきたい」と述べていました。

 記事ではJリーグとプロ野球の「併存」都市の例として札幌と広島が取り上げられていました。Jリーグが先に来ていた点では、札幌が格好の比較対象になりますが、仙台市の藤井市長が記事で「長男坊(ベガルタ)がしっかりした関係を作って盛り上げてほしい。(プロ野球とサッカーとがぎくしゃくする)札幌さんと同じような轍(てつ)は踏まないようにしないと」と述べていることに象徴されるように、記事ではコンサドーレ札幌と北海道日本ハムファイターズの関係は良くないという論調が支配的でした。

 札幌の場合は両球団が同じ札幌ドームを本拠地とし、球団事務所も同じ建物内という連携するには、ある意味理想的?な環境にありながら、目立った連携は生まれていないように思います。ファイターズの場合は札幌移転前にコンサドーレの試合を視察したり、コンサドールズがファイターズガールとファイターズ戦で共演したことはありましたが、移転後はそういう動きも少なかったように思います。意外だったのは両者がドームと厚別で同じ時間帯に試合をしたこともありました(5月のGWと8月の平日夜で無理な時期ではありましたが)。今年はあるかどうか分かりませんが、両者とも同じ日に札幌で試合するときにデーゲーム・ナイター(ドーム・厚別・円山の使い分け)とはしご観戦できるように試みることがあっても良いのでは、と素人ながら考えます(選手のコンディションづくりの問題は残るでしょうが)。記事ではチケット半券を利用した割引のアイディアが出ていました。

 札幌のファン・サポーターの交流面では「ファイターズ応援作戦会議」の取り組みが取り上げられていましたが、コンサドーレ側の反応は鈍いと書かれていました。応援作戦会議の代表の方は、ファイターズの法被を着てコンサドーレの応援にまで行ったそうですが、両球団の間の厚い壁を感じられずにはいられなかったとのこと。Jリーグと比べて、プロ野球はチーム名に企業名が入っており、企業の宣伝の色彩があること、試合時間が長いことといった負のイメージがあることが、コンササポに抵抗感を生んでいるのではと思います(もともと野球に関心が無い層の存在も)。

 記事では札幌ではファイターズの移転によりコンサドーレの観客動員が前年比3割減の打撃を受けたと書いていますが、ファイターズ移転は原因の一つであって、必ずしも全てではないと思います。ファイターズは新庄を筆頭にした選手の努力やプレーオフ進出などの活躍があった一方、コンサドーレはJ2リーグ戦最下位でホームで3勝に止まったように魅力的な試合を見せることができなかったという好不調の波が重なったことも大きかったと思います。勝ち試合を見せれば観客はやはり集まりますし、コンサの場合、最下位が決まったホーム最終戦(11月23日の大宮戦@札幌ドーム)に今季最高の約2万人の観客動員があったことは、コンサドーレの観客動員力がまだまだ衰えていないことを示しています。コンサドーレにとってファイターズの存在は決してマイナスではなく、地域密着の努力を競い合い、時には連携する好敵手の関係が理想と思います。

 Jリーグとプロ野球の「共存」の在り方として、冒頭に引用した仙台2球団社長のスタンスで、私はベガルタ名川氏の考えも理解できますが、楽天の島田氏の考えにも共感を覚えました。コアなサポーターを両方コアにするのは難しいと思いますが、ライトなファンをサッカー・野球両方のファンにしていくことは可能と思います。そう仕向けるために両球団が地域密着の努力を競い合い、時には連携して、どう仕掛けていくのか。両球団の取り組みはスポーツへの関心を喚起し、さらなるスポーツ観戦の裾野を広げていくことにつながると思います。両者の「共存」の究極の目標はそこになるでしょう。これからの仙台2球団そして地元・札幌2球団の動きに注目したいと思います。

*参考blog記事
ある新聞の記事。日本ハムとコンサドーレの競合で儲かるのはどこ?
野球は野球、サッカーはサッカー
コンサドーレ札幌と、日本ハムファイターズ。
他人事ではないベガルタ・楽天協奏曲
Jリーグとプロ野球の共存
楽天・ベガルタ協奏曲
楽天・ベガルタ協奏曲
ベガルタ、イーグルスの共生は?
日本ハムのスポーツに対する姿勢

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コメント

トラックバックありがとうございました。
札幌内で足を引っ張り合うのも競争ですが、連携をとらなければならないときは外で勝負するときに手を組むのが理想だと思います。

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