ダルビッシュの一件を他山の石とせよ
去る20日に球団から発表されましたが、ファイターズのダルビッシュが那覇市内のパチンコ店で喫煙したとして、キャンプから鎌ヶ谷へ強制送還され無期限の謹慎処分となりました。ファイターズファンの1人として彼の活躍を期待していましたので残念です。今季のファイターズへの期待に水を差す今回の行為は決して許されるものではありません。今季の目玉選手の1人に対して、躊躇無く厳正な処分を行った球団を支持します。また、他の新人選手に悪影響が及ばないことを願うばかりです。
ダルビッシュには過去も喫煙疑惑報道があったので、当然注意しているものと思いましたが、写真週刊誌にまで現場を押さえられてはどうしょうもないですね。常に「あら探し」のカメラが光っていることを自覚すべきです。
謹慎明け後のダルビッシュについては特別待遇はやめ、普通の高卒新人選手で扱って、あくまで実力で1軍に上げてほしいです。目先の人気取りに目がくらまないように・・・逆に過熱していたダルビッシュブームを一時沈静化させ、冷静に見る機会として有効活用できれば、謹慎も効果があったものと考えます。
今回のダルビッシュの一件は昔、横浜FMの岡田監督がコンサドーレの監督だった頃に、コンサが一身に注目を浴び、選手の一挙手一投足が報道されていた状況において、「コンサドーレではどんな選手でも注目が集まりチヤホヤされてしまう。勘違いしてしまう選手が出かねない」と苦言を呈していたことを思い出しました。今はファイターズが移転して、マスコミの関心もその頃よりも弱まりましたが。
そんな中、指宿キャンプ中のコンサドーレにこんな話がありました。STVラジオで平日18時~20時放送の「ホットスクランブル」で今週、コンササポにはお馴染みの永井謙一郎さんが指宿よりリポートを送ってますが、以下は22日の放送でリポートしていた内容です。
21日、午前・午後の2部練習のインターバルに体を休めずに騒いでいた鈴木・桑原・蛯沢の若手選手3人を柳下監督が一喝、午後の練習では全体練習から外されたとのこと。今日の練習も全体練習から外され、室内トレやマネージャーに交ざって掃除の手伝いをしたようです。城福強化部長は「3人はまだ半人前」、柳下監督は「プロ選手として普段から練習や試合に向けてしっかり食事をとって、しっかり休養をとることが大事と言ってきている。この3人は分かっていない。悪いふうに慣れてしまった」とぼやいていたとのこと。永井さんはサポーターも厳しくプロとして一人前になるために厳しい目で育てていきましょうと語っていました。3人の全体練習復帰は未定のようですが、26日の札幌ドームでのお披露目イベント「全員集合」には参加できそうとの話でした。
コンサドーレも一昨年のウィル、昨年の新居・中尾と不祥事を起こしていますが、今回のダルビッシュの一件を他山の石として、若い選手へプロ選手としての自覚などの教育をきちんと行うことが改めて重要だと思いました。私たちサポーターも応援ばかりでなく、悪いところは悪いと声を上げることが時には必要だと今回の一件で感じたものです。
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