「日本シリーズを作った男」が意味するもの
24日の報道ステーションで「日本シリーズを作った男」という特集が流れていました。GHQにいたキャビー原田氏という日系2世の方が、戦後のプロ野球普及に携わっていたという話でした。
その中で、1949年の親善日米野球の時にアメリカから来たメジャーの監督が正力松太郎氏に、日本プロ野球が強くなるポイントとして「2リーグ制と選手権」を示唆。そこから、翌年にセ・リーグとパ・リーグの2リーグ制になり、日本シリーズが始まったという話でした。
キャビー原田氏の名前は初めて知りましたが、興味深い話でした。日本シリーズの最中であり、村上ファンドのタイガース上場提案問題、楽天・TBSの問題に端を発したベイスターズ売却問題とその延長線にある球界再編への不穏な動きが目立つ中で、あえてこの特集が放送された意味をよく考える必要があるように思いました。特集の中で、キャビー原田氏が言った「お客さんがあってのプロ野球」という言葉を、不穏な思惑を持つ方々が再度かみしめるべき言葉ではないか、と強く感じました。
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