晩秋の留萌本線
去る10月25日(日曜日)は留萌で所用があったので、久しぶりの「近場トラベル」として、深川8時4分発留萌本線列車で出発。留萌本線に乗るのはコロナ禍で列車に乗るのを控えていたこともあり、2月に深川から恵比島間を往復して以来で8ヶ月ぶりのこと。
▲留萌本線列車キハ150
この日はあいにくの雨でしたが、深川駅からは稲刈りの終わった田園風景を眺め、秩父別駅のホームにはハロウィンかぼちゃが飾られていました。石狩沼田駅でもハロウィン飾りの予告ポスターが貼られていました。深川市はじめ沿線の北空知地域は、ハロウィン用飾りカボチャの一大生産地なので、留萌本線と絡めた話題づくりは良いことだと思いました。
▲深川から北一已間の田園風景
▲ハロウィンの飾りがあった秩父別駅ホーム
▲石狩沼田駅のハロウィン飾り予告ポスター
※石狩沼田駅のハロウィンイベントは北海道新聞でも報道されていました。以下、リンク先の北海道新聞ホームページをご覧ください。
列車乗客、お化けでお迎え 市民グループ 石狩沼田駅、ハロウィーン装飾
サポーター増やす/PR映像制作を 留萌線存続策探る 石狩沼田駅町長と住民意見交換
恵比島駅から峠下駅にかけての車窓を眺めると、色づき始めた紅葉のトンネルの中を通り抜けている感覚になりました。留萌市街地に入って車窓的には最後のハイライト、留萌川を渡り、9時過ぎに留萌駅に到着しました。深川から留萌まで、この季節ならではの車窓が楽しめました。日曜朝の留萌本線列車は10人ほどの乗客で、乗り鉄、撮り鉄的な人が多かった印象でした。途中駅での乗降はなく、全員留萌駅まで乗り通していました。
▲恵比島から峠下間の紅葉
▲最後のハイライト「留萌川」
▲留萌駅ホームに到着した列車
帰りは留萌駅午後8時20分発の最終列車で深川に戻りました。乗客は3人ほどでした。
今回、留萌本線に乗って改めて感じたのは、列車がレールの上を走るガタゴト音がきちんと聞こえるので、列車に乗っている感じがすること。最近はロングレールが増え、そういう音の楽しみが減っているのも事実。深川から留萌までの車窓も田園風景に始まり、恵比島から峠下まで山の中を走り、幌糠付近の山間部、そして留萌市街、留萌川と50.1kmの日本一短い「本線」ですが、実に変化に富む魅力的な路線といえます。留萌本線をとりまく状況は極めて厳しいですが、路線がある限り、時々にはなりますが、私も利用していきたいと思います。
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