東京2020パラリンピックと深川
東京2020パラリンピックは、世界中のパラリンピック選手による熱戦が繰り広げられ、去る9月5日(日曜日)に閉幕しました。今回のパラリンピックと深川の関わりについて、備忘録的に記しておきたいと思います。
以下の文章は、私が書いている「深川輝人工房&VIVAふかがわBlog」に投稿したものです。
VIVAふかがわ第175回放送(2021年9月)より 2021年09月11日投稿
パラリンピック聖火の採火式は、北海道では21市町村で行われました。深川市では8月12日(木曜日)に深川市陸上競技場で行われ、山下市長をはじめ、市内小中学校8校の代表児童・生徒、市内在住パラリンピアンの高橋正充さん(1998年長野冬季大会、2002年ソルトレークシティ大会にバイアスロン、クロスカントリースキーで出場)、深川身体障害者福祉協会代表2人がグループに分かれて、古代のマイギリ式で火を起こし、「深川の火」を採火しました。
参考:【深川市パラリンピック採火式/「深川の火」】(深川市役所フェイスブックページへリンク)
この採火式が行われた深川市陸上競技場はパラリンピアンに縁のある場所です。2013年9月にアルゼンチン・ブエノスアイレスで行われたIOC総会での東京大会招致最終プレゼンテーションで、陸上パラ選手の佐藤真海さん(当時)が、東日本大震災で宮城県が被災しながら「スポーツの力」で乗り越えていく経験をスピーチした際に、自身が走り幅跳びで跳躍する写真を映していました。その写真を撮影したのが深川市陸上競技場でした。
参考:「東京オリパラ招致 最終プレゼンテーションで使用された佐藤真海さんの跳躍写真」が紹介(写真家 越智貴雄さんのホームページへリンク)
注:当時の佐藤さんの「深川の一枚」については、当ブログでも取り上げています。
IOC総会プレゼンの佐藤真海選手の跳躍写真は深川市で撮影 2013年9月10日投稿
北海道新聞に佐藤真海選手の跳躍写真関連記事が掲載 2013年9月15日投稿
IOC総会東京最終プレゼンがNHKBSで再放送 2013年9月16日投稿
また、これまで、多くの陸上パラ選手が深川市陸上競技場で合宿をしています。
今回の東京2020パラリンピックにおいても、男子走り幅跳び T63(運動機能・義足)代表の山本篤選手、小須田潤太選手、女子走り幅跳び代表の前川楓選手が、7月下旬から8月上旬にかけて深川市でパラリンピックに向け合宿しました。その総仕上げとして8月1日に深川市陸上競技場で開催された「深川オープン陸上競技大会」に出場しました。
パラリンピック本戦では、山本選手は男子走り幅跳び(T63)で6メートル75を記録。自身の持つ日本・アジア記録を更新して4位入賞。小須田選手は同種目5メートル95で7位入賞、前川楓選手は女子走り幅跳び(T63)で4メートル23で5位入賞と活躍しました。
去る8月28日(土曜日)放送のテレビ東京系(北海道はTVh)「SPORTSウォッチャー」のコーナー「Humanウォッチャー」で山本選手が特集され、深川オープンなど深川合宿の様子も放送されました。
その日の特集は、現在「ネットもテレ東」で見逃し配信中です(9月28日まで)。見逃した方はぜひご覧ください。
パラ陸上界の“レジェンド”山本篤(39)。義足のアスリートが目指すメダル、そして夢とは?(ネットもテレ東へリンク)
また、山本選手が「深川オープン陸上競技大会」の走り幅跳びで跳躍している写真が「広報ふかがわ」2021年9月号の表紙を飾っていますので、こちらもぜひご覧ください。
広報ふかがわ2021年9月号(深川市ホームページへリンク)
« 深川輝人工房のラジオ番組「VIVAふかがわ」2021年9月の放送は9月8日(水曜日)! | トップページ | 9/14発行「きたる新聞」Vol.6の特集は「函館本線×留萌本線 秋のマイクロツーリズム」 »
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